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節目の笑顔華やか 市「二十歳のつどい」
2023年5月7日
第1回「諏訪市二十歳のつどい」が6日、市文化センターで開かれた。対象者461人のうち325人が出席。20歳を迎えた社会人や学生でつくる実行委員会の主催で、新たな形式で人生の節目を祝った。
伊藤里紗実行委員長(21)は「市が実施する式典行事から、参加者自身が作り上げる会になった」とあいさつ。「新型コロナで厳しい経験をしたが、生まれ育った地元で開催できたことに感謝する」と述べた。
新企画「先輩からの激励」には、太陽工業の守矢美幸さん(27)が登壇。「20歳を迎え、自分自身が目指す大人を夢見て頑張っている最中だと思う。諦めず、今しかできないことに積極的にチャレンジしてほしい」とエールを送った。
出席者を代表し、宮坂有羽さん(21)が「二十歳になった私の思い」を発表した。友人に感謝を伝えながら「この諏訪で過ごした幸せな思い出があれば、これからも力強く生きていける。将来は教師として、お世話になった人たちに恩返しをしていきたい」と決意した。
市は成人年齢の引き下げで、これまでの成人式の開催形式を改めた。旧友と故郷に集まり、将来を見つめ直す機会として「二十歳のつどい」を企画。振袖を着られる気候で、全員が歳を迎える5月の連休中に日程を設定した。
(写真は、集まった旧友と写真撮影をする出席者)