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「すわの春」まち歩きにぎわう

2023年3月13日

すわの春写真
 諏訪市内の酒蔵や飲食店が協力するイベント「すわの春〜昼も夜もオイシイ タノシイ街歩き〜」が11日、スタートした。初日は宮坂醸造の蔵元ショップ「セラ真澄」前で、ソバの実入り焼味噌や鯉(こい)こくが振る舞われ、観光客らが飲み歩きを楽しんだ。
 酒蔵で通年実施する「諏訪五蔵めぐり」と市内飲食店による「そと呑(の)み〜」を組み合わせ、昼も夜も楽しんでもらう企画。リビルディングセンタージャパンが制作した「リビセンご近所マップ」とスマートフォン向けアプリ「AR諏訪花火」の活用で、まち歩きの要素を取り入れた。
 「セラ真澄」前では、日本酒に合う地元の味を先着100人に用意した。焼味噌の香りに引かれた観光客らが、暖かい春の陽気を感じながら飲み比べを楽しんだ。
 会社の同僚や友人と訪れた静岡県の男性は「真澄のお酒は知っていたけれど、蔵元がここにあるとは知らなかった。やっとコロナから解放される感じがするので、これからいろいろな所に行きたい」と話していた。
 市内飲食店の味巡りが楽しめる「そと呑み〜」は16日(木)まで。チケットは参加店舗と信濃屋酒店で取り扱っている。
 新型コロナウイルス感染症流行前の2018年10月以来となる飲み歩きイベント「まちあるき呑み歩き」は、9月30日(土)に開催を予定している。(写真は人気を集めた鯉こくの振る舞い)