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初秋彩るソバの花 「横川里山の会」栽培の畑
2022年9月1日
岡谷市横川区の住民有志でつくる「横川里山の会」が栽培する長地出早の畑で、ソバの花が見頃を迎えている。7月下旬に種まきしたソバは背丈約60センチほどに成長し、愛らしい白い花が一面に広がり、初秋の美しい光景が山里に映えている。
同会は遊休農地を有効活用し、地産地消につなげようと25年ほど前から休耕田を借りて延べ1330平方メートルでソバを育てる。栽培品種は昨年度に続いて本年度も香りが強く育てやすい「信濃一号」。草取りと風で倒れやすいソバを守るために8月下旬には土寄せを行った。
8月28日には、順調に花を付けて育つ姿を確認。同会会長は「殻付きで130キロ収穫できた昨年の出来も良かったが、ことしは茎の育ちが特に良い。ことしは雨が多く台風も心配だが、このまま順調に育って、たくさんの実を付けてくれれば」と豊作を期待。「コロナが落ち着き、みんなで一緒にそばを食べられる日が待ち遠しい」と感染症収束も願っていた。
花は今月中旬ころまで楽しめそうで10月上旬に収穫する予定。11月には感染状況を見ながら収穫祭を検討するという。
( 写真は、一面に広がるソバ畑)