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風受けていざ湖上へ 諏訪湖でヨットジャンボリー

2022年7月19日

220718ヨットジャンボリー
 「海の日」の18日、諏訪湖で、ヨットとカヌーの体験会「諏訪湖ヨットジャンボリー」(NPO法人諏訪市セーリング協会主催)が開かれた。家族連れなど約20人が参加。ヨットの体験では風を受けて湖上を進み、開放感を楽しんだ。
 諏訪湖に親しみながらマリンスポーツに関心を持ってもらおうと、毎年海の日に開く。ただ、ここ2年間は新型コロナウイルス感染症の影響で中止し、3年ぶり20回目の開催になった。参加者たちは、ヨットとカヌーの両方か、どちらか一方を選び、会員と同乗して体験に臨んだ。
 この日は曇り空だったが、「風の強さがちょうど良く、絶好のヨット日和」(同協会)。ヨットの体験者たちは、諏訪湖ヨットハーバーからクルーザー(エンジン付きヨット)に乗り込み、沖に到着すると、エンジンを切って帆を広げた。会員のアドバイスを参考に、風の吹く方向に合わせて帆の向きを変え、船体を進めていた。
 上諏訪小学校2年の清水莉緒奈さん(7)は「湖上は楽しかったし、風も気持ち良かった」と笑顔だった。
 横山真会長は「体験を通じ、ヒシの繁茂やしゅんせつ工事の必要性など諏訪湖の問題にも目を向けてほしい」と話した。
(写真は、クルーザーに乗り風を受けて諏訪湖を進む参加者)