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諏訪地域魅力発信 初のオンラインツアー
2021年11月22日
諏訪地方観光連盟が諏訪地域を紹介する初のオンラインツアーが20日、始まった。初回は「上社編」として、諏訪、茅野両市など4市町村の見どころを紹介。県内外からのツアー客12人を迎え、画面越しに地域の魅力を発信した。
上社編は、事前に収録した車窓映像に合わせ、バスガイドがJR茅野駅から富士見高原や蓼科高原、八ケ岳を案内。尖石縄文考古館、諏訪大社上社本宮、木落し坂、たてしな自由農園の各所からは現地中継し、縄文文化や高原野菜を紹介した。
このうち茅野市宮川の木落し坂では、諏訪市木遺保存会(竹森笑子会長)4人が木やりを披露。竹森会長が「柱を曳(ひ)く氏子の気持ちを一つにする掛け声です」と説明し、「山の神様」「力を合わせて」など5曲を鳴いた。
おんべも紹介し、木やりを終えた竹森さんは「コロナに負けず、思い出に残るような御柱祭にしたい」とまとめた。
上社編の次回は12月4日(土)。「下社編」は12月12、19両日の日曜日で、JR岡谷駅から諏訪湖畔へ進み、シルクファクトや木落し坂、諏訪大社下社秋宮、みそ蔵、うなぎ店などを中継する。それぞれ木やりの披露もある。
(写真は、茅野市の木落し坂で木やりを披露する諏訪市木遣保存会会員)