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マルメロたわわに 諏訪市職員ら湖畔で収穫
2021年10月13日 諏訪市の諏訪湖畔にある「かりん並木」で12日、マルメロの収穫が行われた。都市計画課の職員15人が、たわわになった実をもぎ取った。
かりん並木は1966年に湖畔道路の完成に合わせて誕生。市民には「かりん」として親しまれているが、実際はほとんどが欧州南部などが原産のマルメロで、同市の小和田果樹組合が剪定(せんてい)や袋掛けまでの管理を担う。
本年度は湖周サイクリングロード整備に伴い、並木の延長が約350㍍短く約850㍍に、本数は約50本減って約120本になったため、収穫量は昨年の半分ほどの2㌧強を見込む。同課によると、夏の雨の影響かサイズにばらつきが見られるものの、出来は例年並みという。
実はきょう13日までの2日間で選別し、ジュースやジャムなどの加工業者へ販売するほか、公共施設の窓口に置いて香りを楽しんでもらう。量が十分にあれば、市役所に置いて市民への配布も行う予定。
「写真は実ったマルメロを収穫する職員」