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小学生が謎解きに挑戦 諏訪圏JC諏訪地域の魅力を問題に初
2021年5月17日
諏訪圏青年会議所(JC)は16日、子どもたちに諏訪地方の魅力を学んでもらうイベント「諏訪圏謎解き大会〜目指せ!諏訪圏博士」を、岡谷市郊外の鳥居平やまびこ公園で開いた。諏訪地域の小学生100人と保護者らが参加。歴史や農業など五つの分野から出題されたクイズを解きながら園内を回り、諏訪圏の“お宝”や魅力に理解を深めた。
青少年事業として毎年開いているわんぱく相撲が新型コロナで昨年から2年連続で中止になり、代替事業として初めて企画した。メイン会場の「スポーツひろば」で開いた開会式で山岸卓三郎理事長は「子どもたちには諏訪地域の魅力を知ってもらい、将来は古里に誇りを持って活躍してほしい」と呼び掛けた。
参加者は5人のチームで公園内を巡り、諏訪地域の歴史や文化、産業など5分野を題材にした全10問に挑んだ。「縄文のビーナスは今から何年前」「諏訪地方の国宝は土偶二つのほかに何」「諏訪湖周辺で最も栽培されている野菜は」など、大人でもすぐには答えられない難問ぞろい。5カ所を回って最後は、各チームごとに用意された砂の箱から黒曜石を探し出し、「諏訪圏博士」の称号が与えられた。
参加した諏訪市の小学生は「すごく楽しい」と目を輝かせてクイズに挑み、「コロナでいろいろなイベントが中止になってしまったので、こうやって外で遊べるのはうれしい」と話していた。(写真は公園内を回りながらクイズを解く児童ら)