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地元産の山の幸求め 軽トラ市実行委が「山菜市」
2021年4月26日
辰野町内の農家有志らでつくる軽トラ市実行委員会(古村孝委員長)は25日、「山菜市」を辰野ほたる童謡公園で開いた。会員がトラックの荷台などに、地元で採れたタラの芽やワラビ、コゴミなどを並べ、山の初夏の味を求める住民が訪れた。
会員が9店を出店し、山菜のほか、ホウレン草、ネギといった野菜やキャベツの苗などを並べる会員もいた。会場には午前9時の開始前に人が集まり始め、店開きを待った。町内の男性(68)は「ギョウジャニンニクが欲しくて来た」といい、思った通りに手に入ってうれしそう。「刻んでしょうゆにつけて調味料代わりにします」と笑顔だった。
山菜市は、同公園を会場に5月から始まる「軽トラ市」のプレイベント的な恒例企画。古村委員長(77)は「ことしは山菜の出るのが早くて、この時期まで十分あるか心配だったが、無事そろえることができて良かった」と話していた。
5年目となることしの「軽トラ市」は5月30日(日)から始まり、11月末まで毎週日曜日の午前9時から開く。売り切れ次第終了で、1時間程度。会員が季節の野菜や果物などを並べる。
(写真は、山菜を求めて多くの人が訪れた「山菜市」)