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大城山にカメラ台 自撮りスポット観光協会がPR

2021年3月23日

HP210319大城山カメラスタンド
 辰野町観光協会は、本年度の観光推進事業で、大城山展望台にカメラスタンドを設置した。伊那谷を一望する標高1027㍍の山頂に「自撮りスポット」を設け、インターネットの会員制交流サイト(SNS)を通じたPRを図る。
 カメラスタンドは高さ約1.2㍍で、サクラ材の回転台にスマートフォンやコンパクトカメラを置くことができる。事業費は足場の基礎工事などを含めて約10万円。町観光協会の本年度予算から拠出した。
 山頂からは木曽駒ケ岳や仙丈ケ岳を見渡せ、上伊那地方一円がきらめく夜景も魅力的。近年は「日本のど真ん中ルート」としてサイクリングコースが提唱され、ハイキングに加えて自転車観光も増えているという。
 ヒノキ材の支柱には案内板を取り付けた。多言語観光情報サイト「Guidoor(ガイドア)」のQRコード(二次元コード)や「♯日本のど真ん中」といったハッシュタグを掲載し、SNSへの投稿を促す。
 町観光協会の中谷勝明会長は「コロナ禍で気持ちが沈んでいても、家族や友人と大城山に来てリフレッシュしていただければ。写真を撮って、いい思い出をたくさんつくってほしい」と期待した。
(写真は、設置されたカメラスタンド)