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天然リンクに歓声 箕輪町営スケート場2季ぶり開場
2021年1月17日
上伊那地域唯一の自治体運営による天然リンク、箕輪町上古田の「町営スケート場」が16日、オープンした。開場は2季ぶり。全面結氷し、氷の厚さは約7センチ。初日は家族連れなど約70人が、初滑りを楽しんでいた。入場無料で、31日(日)までの土、日曜日に一般開放する。
スケート場は1987年から続き、町教育委員会が運営する。12月から町教委文化スポーツ課が水入れや開場整備を進め、1周150メートルほどのコースも設けた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出入り口を原則、一方通行にするなど対策を徹底した。
氷上の雪が程良く溶けて、滑りやすさは良好の様子。軽やかにコースを回る人、足元が不安定になりつつも前に進もうとする人などさまざまだった。子どもが椅子に座り、保護者らが後ろから押して氷上を滑る光景も見られた。
家族やいとこと訪れた箕輪中部小の男児2人は「久しぶりに滑ったので足が痛いけど、ほかの人を追い抜けると楽しい」「速く滑ったり、友達と一緒だったりして心が弾む」とうれしそうだった。
町教委担当者は「感染症予防に気を付けながら、季節のスポーツを楽しんでほしい」と期待する。開場時間は午前7時〜10時。マスクを持参、子どもはヘルメットを着用。スケート靴は無料で貸し出す。当日の滑走可否などは、スケート場(電0265・79・0152)へ。
(写真は、天然リンクで初滑りを楽しむ来場者たち)