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諏訪大社下社秋宮で煤払神事
2020年12月29日
諏訪大社下社秋宮で28日、煤払(すすはらい)神事が行われた。竹ざおの先に青ザサを付けた長ぼうきで御宝殿と幣拝殿を清め、新年を迎える準備を整えた。
大社の特殊神事の一つで、神職と下社関係大総代合わせて30人が参列。原弘昌権宮司が煤払神事を行い、北島和孝宮司が祝詞を奏上。岡谷、下諏訪、上諏訪の大総代代表による玉串奉てんなども厳かに執り行われた。
境内では、新型コロナウイルスに振り回された一年を振り返り、来年の多幸を願う参拝者の姿も見られた。絵馬などの縁起物やお守りを頒布する授与所が設置された秋宮では、大みそかの31日(木)に大祓(おおはらい)式と除夜祭、元日(金)に歳旦(さいたん)祭、1月3日(日)に元始祭を執り行う。
(写真は、長ぼうきで煤払神事を行う原権宮司)