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冬の諏訪旅行 学生目線でプラン提案 創価大のゼミ

2020年2月22日

HP西川ゼミ発表会
 創価大学文学部の西川ハンナ准教授(諏訪市出身)のゼミで学ぶ学生7人が20日、冬の諏訪を楽しむ旅行プランのプレゼンテーションを市駅前交流テラスすわっチャオで行った。寒いからこその魅力を若者目線で提案し、観光関係者ら市民が興味深く聴講した。
 学生たちは4日間諏訪に滞在して寒天工場の見学、霧ケ峰のスノーシュー、まちあるきなどを体験し、冬の魅力を発掘。「1泊2日の学生旅行」を想定したプランに詰め込んだ。
 発表した2班のうち1班は、初日に寒天やところてんが味わえる飲食店、末広商店街のおしゃれなカフェなどを訪ね、2日目は酒蔵巡りを楽しむアイデアを提案。駅前スーパーで食材を買って自分たちで夕食を作れば「コスト削減と思い出づくり」になるとし、「レンタル自転車が観光施設で乗り捨てられるシステム」や「若者が親近感を持つような酒蔵巡りの動画作り」を課題に挙げた。
 別の班は、初日にスノーシューを体験した後、諏訪湖畔の足湯で冷えた体を温め、2日目は高台にあるゲストハウスのテラスで朝食を取ることで「財布に優しく冬の諏訪の景色を楽しめる」と発表。アニメ映画の「聖地」として人気の立石公園や手長神社にも行きたいとし、「公共交通の充実、ネット広告など若者の目に触れる広報活動の推進、外国人留学生も呼び込める多言語対応が必要だ」と訴えた。
(写真は、冬の諏訪旅行プランを提案する学生)