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映画「Fukushima50」 セット建設の様子を紹介 20日まで諏訪市役所でパネル展
2020年2月18日
3月6日(金)公開の映画「Fukushima50(フクシマフィフティ)」が諏訪市の旧東洋バルヴ諏訪工場跡地などで撮影されたことを伝えるパネル展が、20日(木)まで市役所ロビーで開かれている。福島第一原発の建物など大規模なオープンセットが出来上がるまでの様子を紹介する。
ノンフィクション書籍が原作の同映画は、東日本大震災に伴う福島第一原発事故の発生時、原発内にとどまり対応業務に従事した50人の作業員たちの戦いを描いた作品。諏訪市の「クリーンレイク諏訪」や下諏訪町のいずみ湖グラウンドでも撮影があった。
旧東バル跡地では2018年11月上旬から約1カ月かけ、スタッフ約30人やボランティアの手でオープンセットを建設。同月下旬から主演の佐藤浩市さんらが訪れ、5日間のロケを行った。
パネル展では、津波に襲われた後の風景を再現するため、大量のがれきや廃車が運び込まれるシーンの写真など34枚を展示した。
ロケを誘致した諏訪圏フィルムコミッションの宮坂洋介さんは「旧東バル跡地は何度となく映像作品の撮影に使われているが、ここまで大掛りなオープンセットを組んだのは初めて。映画を鑑賞する前にパネル展を見て、作品をより楽しんでほしい」と話す。
22日(土)からは岡谷市のレイクウォーク岡谷3階でも展示を行い、撮影風景や劇中カット、原作本なども加えて紹介する。
(写真は大掛りなセットを作る様子が分かるパネル展)