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外国人向け入浴マナーポスター完成 下諏訪観光協会
2020年2月7日
下諏訪観光協会は、外国人観光客向けに温泉の入浴マナーを紹介するポスターを作った。脱衣所や入浴、体の洗い方などについて英文を載せ、イラストも付けて分かりやすくした。
温泉について、外国人に解説することに苦慮しているという旅館関係者からの相談を切っ掛けに制作した。公衆浴場を運営する下諏訪財産区や、下諏訪温泉旅館組合に話を聞く中で、紹介する描写を選び、完成させた。
ポスターはA2判で、▽水着着用で入らない▽かけ湯をする▽タオルや髪の毛を湯船に入れない▽洗い場の場所取りはしない—など6こまを掲載。万治の石仏をモチーフにしたイラストを考え、各こまに登場させた。
町地域おこし協力隊員がイラストを考案した。「東京オリンピックを控え、外国人観光客はこれから増える。旅館に泊まったり、銭湯に行ったりするときに見てもらいたい」と話している。
観光協会では、ポスターの内容を補完する目的で細部を紹介するチラシ(A4判)も作った。「外国人だけでなく、若い人もルールを知らない人がいる」とし、英文のほか日本語も載せており、入浴に役立ててもらう。
ポスターは100枚、チラシは700枚作り、観光協会は随時、町内の公衆浴場や旅館に置くなどして利用していく。
(写真は、完成した入浴ポスターとチラシ)