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大きな絵札まっしぐら 武井武雄作品でかるた大会
2020年1月5日
イルフ童画館は4日、新春恒例の「武井武雄ジャンボかるた大会」を同館で開いた。岡谷市出身の童画家、武井武雄がデザインしたかるたを使い、市内外の13人が作品に親しみながら札を取り合った。
遊びを通して地元の作家について知ってもらおうと、毎年開催。いずれも武井が絵を描いたり、文章を考えたりして一般に販売された「江戸いろはかるた」(1973年)、「上方いろはかるた」(74年)、「幼児標準カルタ」(35年)、「赤ノッポ青ノッポかるた」(戦前)の4種類を使った。
参加者は、イベント名の通りA4判に拡大された絵札を囲むように陣取った。札が読み上げられると、子どもたちは目当てのものを目指して一直線に駆けだし、札を掲げて喜びを表現していた。
(写真は、目当ての札を取って笑顔を見せる参加者)