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令和初の初日の出拝む 船上から250人願い込め
2020年1月3日
諏訪観光協会と諏訪市貸船組合は1日、新春恒例の諏訪湖遊覧船「初日の出号」を運行した。約250人が乗船し、湖面に反射する神秘的な朝日を拝んだ。
諏訪市湖岸通りのロイヤル桟橋から大型遊覧船「すわん」と「竜宮丸」が出航。デッキの乗客は氷点下5度の寒さに震えながら、「まだか、まだか」と日の出を待ちわびた。
天候は穏やかで、朝焼けの空には富士山も顔をのぞかせた。午前7時10分ころ、八ケ岳の裾野から太陽が昇り始め、湖面に光が刺し込むと、乗客は一斉にカメラのシャッターを切り、令和初の瞬間に浸った。
東京都から家族で訪れた蛯原里咲さん(7)は「初めて初日の出を見てきれいだった。ことしは縄跳びがうまくなるのが目標」と笑顔。父親の淳文さん(36)は「昨年は災害が多かったが、ことしは五輪もあるので、活気ある一年になってほしい」と期待を込めた。
(写真は船上から初日の出を拝観)