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ビール片手に映画堪能 茅野市でビアフェスト
2019年8月13日
第22回「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」のプレイベント「蓼科・クラフトビアフェスト」は11日、茅野市民館中庭で開いた。開放感あふれる芝生の会場に、県内の個性派地ビールや地元飲食店のフードメニューが集まり、多くの来場者がカップを片手に野外スクリーンで映画を堪能した。
昨年に続いて2回目のイベントで、映画祭実行委員会が主催した。県内6醸造所から9銘柄のビールが出品され、ソーセージやホルモン炒め、鹿肉の串焼き、唐揚げ、たこ焼きなど食欲をそそるブースが並んだ。
北原享企画室長は「小津先生は、茅野の自然と人情と酒を愛してくれた。この土地のおいしいビールとおいしい物で楽しんで」と開会あいさつ。実行委員長の宮坂孝雄茅野商工会議所会頭の乾杯で幕を開けた。
「こども広場」では、子どもたちがエア遊具や水鉄砲遊びに歓声を上げた。東海大諏訪高校の吹奏楽部とチアリーディング部によるパフォーマンスも行われ、夜は、男子チアリーディング部の青春を描いた映画「チア男子!!」が上映された。
家族で来場した男性(34)は「いろいろな種類のビールが飲めるので楽しい。とりあえず一通り試してみたい。時間があれば『ボヘミアン・ラプソディ』とか『名探偵ピカチュウ』を見てみたい」と話した。
映画祭は9月21日(土)に開幕する。女優の山本富士子さんや倍賞千恵子さんらをゲストに迎え、9日間で20作品の上映を予定している。
(写真は地ビールで乾杯する来場者)