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辰野ほたる祭り　「ピッカリ踊り」に21連

2019年6月24日

190622ピッカリ踊りネット用
第71回辰野ほたる祭りの山場ともいえる「たつのピッカリ踊り」が22日、辰野町下辰野商店街の歩行者天国区間であった。ことしもコンテスト形式で行い、学校や地域、職場などでつくる21連の約1000人が繰り出した。元気いっぱいの子どもから、みやびやかに進む大人まで、十人十色のパフォーマンスが沿道を彩った。
　昨年、ほたる祭り70回を記念して実施したコンテスト形式を継続した。曲目は１部「ほたる小唄」、２部「はひふへホタル」、３部「龍の大地に集う者」の３曲。最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞、３部特別賞を各１連ずつ用意し、トロフィーや副賞を贈った。
　開始時刻になり、曲が流れ始めると各連は踊りをスタートさせ、武居保男町長ら審査員が見守る中、歩行者天国エリアを周回。そろいのシャツ、浴衣、仮装など色とりどりの装いで、うちわをたたいたり、歓声を上げて跳びはねたりと、熱気が会場を包み込んだ。
　連には園児もお年寄りもいて、幅広い世代が参加した。「声を出して、世界一の踊りをする」と気合十分な子ども、職場仲間と「息を合わせて頑張りたい」と意気込む人などさまざま。踊り終えた参加者からは「見ている人もたくさんいて、みんな元気にできました」という声があった。
（写真は、熱気あふれる会場で参加者が力いっぱい踊る様子）