NEWS
下諏訪町で大相撲荒汐部屋が夏合宿
2019年6月7日
大相撲の荒汐部屋(東京都中央区)は6日、下諏訪町内で夏合宿を始めた。19日(水)までの2週間、南小学校校庭土俵で朝稽古に励んで力を付けたり、町内学校を訪ね、地域の子どもたちと交流して相撲への理解を深めてもらったりする。
町内での夏合宿は昨年に続き2年目で、荒汐部屋の力士12人のほか、交流のある別の部屋の力士2人が合流。平和館(御田町)に寝泊まりして、自転車を移動手段に宿泊先と校庭を行き来する。朝稽古は、ほぼ連日行い公開する。
初日は力士12人が朝稽古に参加。登校する児童ら地域住民が見守る中、土俵で迫力の稽古を見せたほか、校庭では2班に分かれて、走り込みやタイヤを押すリレー形式の稽古に取り組んだ。稽古後には、ファンの写真撮影に応じた。
昨年に続き町内の夏合宿に参加した若隆元(27)は「東京より涼しくて、いい稽古ができると思う。食べ物もおいしいので、この合宿でたくさん食べて体を大きくしたい」と話していた。
初日から、力士はリラックスした様子も随所に見せた。稽古を見に来たファンの女性(49)=岡谷市=は「本場所中と違って和やかな雰囲気で、見たことがない表情だった」と、間近に稽古をする力士の写真が撮れて満足げだった。
荒汐部屋は13(木)14(金)両日、町内小中学校と養護学校へ出向いて児童、生徒と相撲交流する。16日(日)には宿泊先の地元、第二区住民とちゃんこ鍋を食べて親睦を深める予定。
(写真は、土俵の上で稽古に励む力士)