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平成彩る圧巻の桜 高遠城址公園
2019年4月19日 桜の日本三大名所の一つに数えられ、「天下第一の桜」といわれる伊那市の高遠城址(じょうし)公園でタカトオコヒガンザクラが満開となり、県内外から訪れる多くの人でにぎわっている。市観光協会は「ことしは開花時期と天候に恵まれている。週末も見頃が続きそうなのでぜひ来園を」と呼び掛けている。
園内では「高遠城址さくら祭り」を開催。スタンプラリー形式で桜を見ながら絵はがきを完成させる「版画ラリー」や、い〜なガイドの会が見どころや歴史を紹介する「ワンコインガイド」、「田楽座公演」など、来場者が楽しめる多彩な企画が行われている。
ことしは、桜だけでなく高遠石工も広くPRしようと、高遠の石仏のナンバーワンを決める「石仏総選挙」を実施。観光客に地域を歩いてもらうことで、高遠の魅力をアピールしている。
ワンコインガイドは、1グループ500円で約30分間、園内を歩きながら、ガイドが桜や城跡の歴史などを解説する。20(土)21(日)両日は高遠高校の生徒もガイドに加わる予定。い〜なガイドの会の金子舜平会長(83)は「高遠の桜や城、石工、寺をはじめ、伊那市のことはガイドに聞けば何でも答えてくれるので、ぜひ利用していただきたい」と話している。
入園料は大人(高校生以上)500円、子ども(小中学生)250円。(写真は桜満開の園内を散策する来場者)