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諏訪湖に観光の春 家族連れ遊覧船を満喫
2019年4月15日 第60回諏訪湖開きが13日、諏訪、岡谷両市、下諏訪町の各会場であった。諏訪市では、諏訪観光協会(佐久秀幸会長)や市の関係者ら約40人が湖畔公園野外音楽堂に集い、神事や開湖のセレモニーでシーズン中の安全と盛況を願った。
神事では、手長、八剱両神社の宮坂清宮司が祝詞を上げ、参列者の代表が玉串をささげた。佐久会長は「諏訪湖が観光の拠点となるよう、諏訪、岡谷、下諏訪の2市1町で観光振興の発展に力を尽くしていきたい」とあいさつした。
セレモニーでは、岡谷市の今井竜五市長に一日船長を委嘱し、遊覧船の鍵を託した。恒例の遊覧船の無料乗船会では、「すわん」と「竜宮丸」の乗船券を先着300人に配布。春らしい穏やかな晴天の中、多くの家族連れが列をつくり、好みの遊覧船に乗って湖上遊覧に繰り出した。
本年度いっぱいで引退する竜宮丸に乗船した河西陽夏さん(11)=城南小6年=は、「船の2階からの景色が良くて気持ち良かった。新しい船になったら、また乗りに来たい」と話していた。
(写真は、遊覧船の無料乗船を楽しんだ人でにぎわうロイヤル桟橋)