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荒神山の桜開花 「祭り」開幕
2019年4月9日
辰野町教育委員会は8日、荒神山公園の桜の開花宣言をした。早咲きだった昨年に比べ4日遅いが、ほぼ例年並み。早ければ今週末には見頃を迎えるといい、町観光協会はライトアップなどを始め、第25回「さくら祭り」の開幕を発表した。
ため池「たつの海」周囲に植わるコヒガンザクラの標準木で、職員が午前11時半ごろ、10輪以上が咲いているのを確認。寒の戻りもあって1週間ほど前はつぼみがまだ固かったが、この日の暖かさで一気にほころんだ。
園内には9種類約820本が植わり、5月上旬の八重桜まで順次開花するため、長い期間楽しめる。先週末にはこいのぼりが飾られ、にぎやかな雰囲気に。近年は高遠城址(じょうし)公園の桜と合わせて観光バスが訪れるスポットにもなっている。
祭りは5月6日(月=振替休日)まで。駐車場近くに足湯を設置し、13、20日の土曜日は地元出演者のステージ、各週末には出店などがある。中谷勝明会長は「たつの海、こいのぼり、桜と(荒神山)公園ならではの眺めを家族でのんびり楽しんでほしい」と話した。
問い合わせは町産業振興課内の事務局(電41・1111)へ。
(写真は、標準木のコヒガンザクラが開花したことを確認する関係者)