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「安」使う回答最多 岡谷スタンプ元号当て企画
2019年3月31日
岡谷スタンプ協同組合は、加盟店で実施した「新元号当てクイズ」の応募状況をまとめた。総数は1306通に上り、予想で使われた漢字は「安」「永」「和」などが多く、同組合では「皆さん安心して迎えられ、新しい時代も明るく平和になれば—という願いを込めたのでは」と推察する。新元号は4月1日(月)昼前にも、政府が会見で発表する見通しだ。
同組合によると、応募者が使った漢字で最も多かったのは「安」で235通、次点は「永」の93通。以下「和」79通、「栄」45通、「光」43通などが続く。これらは1文字目に使われたものを数えたため、2文字目に使ったものを加えると更に増えるほか、「安永」「永和」など上位の漢字を組み合わせた回答だけで全体の半数以上を占めるという。
組合では当初「元号そのものを考えるのは難しい面もあるのではないか」と考え、新元号を表すアルファベットのみを回答できる項目も用意。予想に反して新元号を回答したのが902通、アルファベットは404通だった。
応募用紙は加盟する69店舗に合計で8000枚配布したといい、回収率は16%。地域別ではほとんどが市内で、一部、諏訪地域の他市町村からも寄せられた。組合では「予想以上の回収率で、家族や親子で考えて寄せられたものもあった。楽しみながら新元号を待つ—という目的は果たせたのでは」とする。
イベントは「ありがとう平成!こんにちは○○!」と銘打ち、2月15日から今月24日までを応募期間に開催。元号を当てた3人に1万円分の商品券、アルファベットを的中させた人には2千円分の商品券を贈る。どんな元号になるか、関係者も期待しながら発表の時を待つ。
(写真は、寄せられた応募用紙を漢字別に仕分ける職員)