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冬の湖畔を幻想的に イルミネーション始まる
2018年11月25日 諏訪湖畔の野外音楽堂周辺で23日から、「諏訪湖イルミネーション2018—2019」が始まり、木々を覆う光の演出が、夜の諏訪湖畔に幻想的な光景を生みだしている。来年2月28日(日)まで続ける。
湖畔のイルミネーションは、諏訪観光協会、諏訪商工会議所、諏訪湖温泉旅館組合、市観光課で構成する光の祭典実行委員会が主催し、2005年から数えて14回目。点灯範囲はホテル鷺乃湯〜ホテル紅や前付近までの約350㍍に広げ、昨年より16本多い45本の樹木にLEDを装飾し、昨年より1万球多い約8万2千球が輝く。一部はジョギングロードの両側を彩る。
点灯式では、実行委員長の佐久秀幸諏訪観光協会会長が「イルミネーションの時期になった。この光景で冬のお客さんを呼び込みたい」とあいさつ。来賓の金子ゆかり市長と関係者約10人でカウントダウンをし、「点灯」の掛け声と共に木々に明かりがともった。
ことしからの取り組みとして、設置された看板の二次元コードをスマートフォンで読み取ることで、連動して明かりが点滅し、音楽を奏でる仕掛けも用意した。点灯時間は午後5時15分〜9時半。
一方、JR上諏訪駅でも同日夜から、駅舎のイルミネーションが点灯を始めた。こちらは2013年から取り組み、6年目の冬。例年同様、駅舎上部を中心にした約50㍍間に、約2万2500球で諏訪湖名物のナイアガラやスターマインなどの花火、県観光PRキャラクターの「アルクマ」が輝く。
点灯式で本藤滋保駅長は「この光で駅とその周辺がにぎわえばうれしい」とあいさつ。駅長服を着た「アルクマ」との記念撮影や、諏訪地域を中心に活動する登内大志郎さんと秋山大一さんの2人組ユニット「ココペリ」の演奏披露もあった。
こちらも来年2月末まで。点灯時間は午後5時〜9時。(写真は、光の並木が続く諏訪湖畔)