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長円寺色づく紅葉見頃迎える

2018年11月12日

長円寺縦
 「楓(かえで)寺」の別名で知られる紅葉の名所、茅野市玉川穴山の長円寺(宮里憲明住職)の一行寺カエデが本格的な見頃を迎えた。燃え上がるように真っ赤に色づいた木々が観楓客の目を奪っている。
 1649年に開山した同寺の参道に植えられている十数本の一行寺カエデは、100年ほど前に京都から移植されたもの。昼間の暖かさと朝晩の冷え込みを繰り返すことで黒っぽい赤から鮮やかな赤に変化していくのが特徴で、近年は遠方から大型バスで訪れる観光客も増えている。
 西国三十三番、板東三十三番、秩父三十四番を合わせた百観音や石垣の上に整然と並ぶ23体の石仏と紅葉の調和も趣があり、写真愛好家の被写体となっている。(写真は真っ赤に色づいた長円寺のカエデ)