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「地酒で乾杯条例」施行 関係者300人が実践
2018年10月3日
諏訪市の「地酒による地域振興・乾杯条例」が1日、施行された。同日夜、ホテル紅やで行われた東亜不動産(四賀)の創立45周年感謝の集いの席上、同条例制定に関わった関係者を含め約300人が市の地酒で「乾杯」した。
同条例は、市の酒蔵の歴史や文化、地酒をPRして酒造業や関連産業の振興を図り、地域活性化につなげようと制定。諏訪商工会議所が制定を求める陳情書を昨年市議会に提出、ことし9月定例会で提案、可決された。
集いには、同社の矢﨑隆也社長や社員のほか、金子ゆかり市長、諏訪商議所の岩波寿亮会頭らが出席。参加者は升についだ地酒を手に、柳平千代一茅野市長の発声で「乾杯」をした。
岩波会頭は「地酒で乾杯できてうれしい。市内には5蔵あり、酒に限らず地ビールもある。これから忘新年会シーズンになるので、地酒で乾杯して、諏訪のまちが地酒と共に活性化されたら」と期待していた。(写真は、この日施行された「地酒による地域振興・乾杯条例」に合わせて乾杯する参加者)