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3千発の花火で歓迎 上諏訪温泉宿泊感謝イベント
2018年7月18日 諏訪観光協会と諏訪湖温泉旅館組合でつくるサマーナイト花火実行委員会は16日、「上諏訪温泉宿泊感謝イベント」を開いた。日中の宿泊者向けの抽選会に続き、夜は約3千発の花火を40分間にわたり打ち上げ、諏訪市ならではの「おもてなし」で観光客らを歓迎した。
2014年で終了したサマーナイトファイヤーフェスティバルのフィナーレ花火に代わる誘客イベントとして、翌年から始めた。抽選会は、当日チェックインした宿泊客に抽選券を配布。ことしは2万円分の宿泊補助券をはじめ、美術館の割引券、手持ち花火のセット、Tシャツなどを用意し、昨年より時間を延長して行った。
実行委によると、昨年は270人ほどが来場したが、ことしは用意した約550個の賞品が全てなくなる盛況ぶりだったという。湖畔公園に設けた抽選会場には賞品を求める宿泊客が列をつくり、「ガラポン」を回して運試し。当たり玉を知らせる鐘の音や、「おめでとうございます」の声に盛り上がった。
午後8時からは音楽とシンクロさせた花火が夜空を焦がした。湖畔公園には地域住民を含めた約3千人が集まり、諏訪湖の花火シーズンの開幕を告げる大輪に歓声を上げた。
友人グループとの旅行で静岡県から訪れた女性(71)は「湖上で上げる花火をどうしても見たくて来た。抽選会では、片倉館の無料入浴券が当たりました。もてなしてくれている感じがしてうれしい」と笑顔で話した。(写真は、花火シーズンの幕開けを飾った宿泊感謝イベント)