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辰野ほたる祭り 70回の節目華やかに

2018年6月17日

ほたる祭りネット用
 辰野町が誇る蛍を楽しめる第70回「辰野ほたる祭り」(実行委員会主催)が16日夕、開幕した。初日は地元小中学生の華やかな鼓笛隊や吹奏楽、70回記念の「ぴっかりパレード」などが辰野駅周辺の市街地であり、多くの地域住民や観光客らでにぎわった。
 ぴっかりパレードは、かつて蛍のお宿を町中へ移して観賞を楽しんだことにちなんだ催し「ほたるのお宿うつし」を一新。人力車に仕立てたリヤカーに町イメージキャラクター「ぴっかりちゃん」を乗せて引き、ちょうちんを持った子どもたちと練り歩いた。
 約600メートル区間でぴっかりちゃんは沿道からの盛んなコールに手を振り替えし、浴衣姿の子どもたちもうれしそう。抽選でプラカードを持つ役を引き当てた東小学校1年の男児は「恥ずかしいけど、先頭をかっこよく歩きたい」と熱視線に応えていた。
 ほかにも、駅横の地元出店者による「たつの横丁」にグルメが並び、特設ステージでは武居保男町長らがくす玉を割って開会宣言。竹あかりや下辰野商店街の空き店舗を活用した休憩スペース「おもてなし空間」も設けられ、趣向を凝らした企画で出迎えた。
(写真は、ちょうちんを手に「ぴっかりちゃん」と一緒にパレードする子どもたち)