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高遠の庭園バラ咲き誇る しんわの丘で24日まで祭り
2018年6月2日 伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで24日(日)まで、バラ祭りを行っている。初日は午前9時からオープニング式を開き、プレゼント抽選会やイ〜ナちゃんカルテットミニコンサートなどで花を添えた。
同ガーデンは約8850平方㍍の敷地に約220種類、1800本のバラが植えられ、6月から10月上旬ころにかけて、赤、黄、白、ピンクのハイブリット、修景などさまざまな種類のバラを見ることができる。バラ園からは高遠の街並みや三峰川の田園地帯、中央アルプスの山並みが望めるビューポイントとなっている。
現在の開花状況は、アンネのバラをはじめ大・中輪系の花が咲き始め、これからハイブリット、フロリバンダなど早咲きの花が見頃となる。今月中旬以降は斜面を彩る修景バラが見頃を迎え、園全体がバラで包まれる。
会場では期間中、バラの苗木と肥料の販売、管理人によるバラの育て方相談を毎日行う。6、13、20日の各水曜日は午前10時と午後2時の2回、バラの鉢植え講習会、23日(土)は午前9時半から11時半まで、竹とんぼ作り教室がある。
3日(日)午前11時と午後1時から「信州大学ケルト音楽研究会」コンサート、16日(土)午前11時と午後1時から、クラリネットとピアノによる「オムエファム」コンサート、17日(日)午前11時から「ラス・デュエンデス」フラメンコショーを開く。
白鳥孝市長は「斜面に咲き誇るバラは珍しい。この地形を生かしたガーデンを全国に発信したい。新しい休憩施設や車椅子でも行き来できる展望デッキもあるので、多くの人にバラを楽しんでいただきたい」と話す。
期間中の土、日曜日と最盛期の平日は午前9時すぎから、ローズガーデンとループ橋下を結ぶシャトルバスを運行する。乗車料金は1回100円(小学生以下無料)。
問い合わせは伊那市役所観光課(電0265・78・4111)へ。(写真は、さまざまな種類のバラが咲き誇る庭園)