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スポーツの新交流拠点アラパ開館

2018年6月1日

アラパオープンネット用
 辰野町が荒神山公園に整備した複合施設たつの未来館「アラパ」が5月31日、オープンし、現地で記念のセレモニーが開かれた。関係者がテープカットを行い、子どもや若者などが集い、スポーツなどを楽しめる新たな交流拠点の完成を祝った。6日(水)まで無料開放する。
 セレモニーには、町理事者や工事関係者ら約40人が出席。武居保男町長は「体験施設が充実し、町が誇る蛍研究の数々を展示した。県内外の老若男女が集い、楽しめる空間として多くに愛される施設にしていきたい」と述べ、施工業者4社などに感謝状を贈った。
 未来館は、2004年に営業を休止した旧荒神山ウオーターパーク管理棟を改修し、鉄筋コンクリート2階建て約千平方メートル。総事業費約2億7千万円。町が直営し、人口壁をよじ登るボルダリングや幼児向けのキックバイクなどが楽しめ、トレーニングジムや防音ルーム、蛍の保護育成研究室などがある。
 オープンには近くの東部保育園の園児や住民らが訪れ、体験をしながら見て回った。学校の振替休業もあって遊びに来た南箕輪小学校5年の女児らはボルダリングの上級者向けに挑戦し「ドキドキしたけれど登ったら気持ちが良かった」と笑顔だった。開館時間は午前10時〜午後10時。
 アラパのオープンに合わせ、旧ウオーターパーク流水プール跡を利用した「アラパカート」が2(土)3(日)両日に行われる。
 乗り物クリエーターが開発した、自走式のドリフト三輪カート「G」によるタイムアタックなどが楽しめる。料金は1周高校生以下100円、大人200円。
 午前10時〜日没。問い合わせはアラパ(電0266・41・2448)へ。(写真はオープンを祝いテープカットする関係者ら)