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南箕輪村の経ケ岳でトレイルラン大会

2018年5月20日

経ケ岳VL180519
 大芝高原を発着点に、南箕輪村の飛び地にある経ケ岳(2296メートル)に駆け上がる第4回経ケ岳バーティカルリミットが19日、開かれた。山頂を目指すロング21キロに509人、4合目を折り返すショート12キロに231人が出場し、自身の限界に挑戦。村民ら地元の人たちも高原内やコース沿いに集まり応援し、一帯はにぎわいに包まれた。
 約150ヘクタールの平地林や飛び地、中学生が強歩大会で登る伝統など南箕輪を存分に楽しめるトレイルランニングレース。村や村教育委員会、村観光協会、村開発公社、村商工会、NPO法人南箕輪わくわくクラブ、JA上伊那南箕輪地区などでつくる実行委員会が開いている。県内や関東、中京圏などからエントリーがあり、過去最大規模になった。
 朝までの雨が上がり、湿度が下がって気温もそれほど高くない絶好のコンディション。午前中にスタートしたロングの選手たちは、登山道では残った雨露で滑らないよう足元に注意しながら進んだ。ショートがスタートする昼が近づくにつれ日差しが強くなったが、林道や山の上は涼しく、8合目付近のビュースポットなど景色も満喫した。
 会場には各種出展ブースも並び、帯状のラインを張った上を渡るスラックラインなどもにぎわった。合わせて小学生が高原内セラピーロードを駆けるキッズレース、ウオーキングするトレイルウオークもあり、それぞれ87人、54人が参加した。
(写真は、険しい表情を見せながら進むロングの選手たち)