NEWS

“天下御免”の味堪能 御座石神社でどぶろく祭り

2018年4月28日

180427どぶろく祭り
 茅野市の市無形民俗文化財・どぶろく祭りが27日、ちの本町の御座石神社境内で行われた。多くの区民をはじめ、来賓らが心地よい陽気の下、喉越し良い“天下御免”のどぶろくを堪能した。
 醸造したにごり酒と、古式にのっとりおこした火でゆでた塩漬けの鹿肉、ウドの粕(かす)あえ、きんぴらウドを犬射原神社(仲町)と大年神社(茅野町)に奉納。午後の祝宴では、めいめい持ち寄った心尽くしの料理を囲みながら、隣近所で歓談する光景が見られた。
 本年度の醸造当番は2丁目の3人が担当した。失敗が許されない一度きりの作業だったが、「目指していた喉越しが良いどぶろくになった。飲みやすく自信作」と胸を張った。アルコール度数は約18度。「甘いと感じた」と話す人が多く「飲みやすい、何杯でもいけそう」と話す女性もあった。(どぶろくで乾杯する区民たち)