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車山で枯れ草火入れ
2018年4月23日
茅野市郊外の車山高原で22日、枯れ草を焼き払う火入れが行われた。地元柏原財産区を中心に約130人が参加し、白樺湖上の大門峠交差点上から車山高原スキー場近くまで約42ヘクタールを焼いた。
芽吹きを良くするとともに、害虫駆除や山火事防止の観点から、初夏の観光シーズンを前に毎年この時期に行っている。北大塩財産区、スキー場などを経営する信州綜合開発観光の関係者も作業に当たった。
火が逃げるのを防ぐため、事前に境刈りをして安全に配慮。風のない午前7時すぎ、14班に分かれた参加者が持ち場に一斉に着火した。乾燥した枯れ草は「バチバチ」と音を立てて勢いよく燃え広がり、火ははうように草原を焦がしていった。
作業は2時間半ほどで終了。柏原財産区の両角喜文総代(64)は「これが終われば観光の本番を迎えられる。ことしは天気が良く、やりやすい風だったので順調に進んだ」と話していた。(写真は、音をたてて燃える枯れ草)