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岡谷を山雅カラーに チーム応援「緑化作戦」
2018年2月18日
24日(土)に迫るJリーグ開幕へ、J2松本山雅FCは17日、岡谷市内で「緑化作戦」を展開した。商店などの協力で各所にポスターを貼り、応援ムードを盛り上げる活動で、ホームタウン以外での実施は初。運営会社や山雅後援会岡谷支部関係者ら約20人が、チームカラーの「緑」で染め上げようと奔走した。
緑化作戦は毎シーズン、開幕前と後半の日程が決まってポスターを更新した後の2回を計画。運営会社によると南信地方での実施も初といい、山雅後援会岡谷支部の働き掛けなどもあって実現した。
参加者はJR岡谷駅前のララオカヤ内と童画館通り、本町周辺の3グループに分かれて活動。店を見つけては中に入り、「ポスターを貼って応援してください」「開幕も近いのでよろしくお願いします」などと店主らに声を掛けて、B2判、A2判のポスターやポケットサイズのチームガイドを手渡した。
参加者のうち、伊那市から訪れた最年少の男児(5)は「(選手たちに)頑張って勝ってほしい」と話し、母親(34)は「今季は補強も良かったので、上を目指して」と期待。松本山雅の担当者は「南信へ情報発信を強化しているところであり、今回のことはありがたい」と語った。
岡谷のホームタウン化を目指す、山雅後援会岡谷支部長(62)は「応援の輪を広げるには、こうした地道な活動を続けること」と意義を強調し、「その中でホームタウンとなることで地域にどんな恩恵があるのか理解が広がり、将来的に道筋も付いていくはず」と期待していた。
(写真は、店主にポスターを渡し協力を求める参加者)