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スガレ追い体験を内容に 辰野町ＰＲ動画が完成

2017年12月9日

町ＰＲ動画171208

　辰野町のイメージと知名度アップを狙いにしたＰＲ動画が完成した。食用となる地蜂を捕獲する「スガレ追い」にスポットを当て、全国から集まった「辰野探検隊」がスガレ追いを体験し、試食するという約９分の動画作品。動画サイトＹｏｕＴｕｂｅ（ユーチューブ）での公開開始に合わせ、７日午後町役場で試写会が行われた。
　ＰＲ動画は、辰野町が地方創生推進交付金を活用し、２０１６、17年度の２カ年事業として企画。プロポーザル方式により事業者にエルシーブイ（本社・諏訪市）を選定し、制作を依頼した。
　同社は出演者を全国から募り、80件を超える応募者から20〜30歳代の一般男女を起用。隊長役のウェブライター、ヨッピーさん(36)＝東京都＝ら、インターネットなどで動画を拡散してもらえる人などを選んだという。
　県外出身者が「辰野探検隊」を組織し、町の名所を訪れながら、スガレ追いに挑戦するというストーリーで、町内のスガレ追い名人も出演。撮影は10月に２日間かけて行い、探検隊のメンバーが山中で地蜂の巣を見つけ、現地で試食するシーンを撮った。
　試写会にはヨッピーさん、町理事者、エルシーブイ関係者らが出席。武居保男町長は「住んだら楽しそうだという辰野町を実感させる作品になった。一人でも多くの方に見てもらい、実際に町に来てほしい」と期待した。
　辰野町は初めてだったというヨッピーさんは「山の中を走り回るという経験がなく、大変な撮影だったが面白かった。動画はぜひ地元の人も興味を持って見てほしい」とアピールした。
　町まちづくり政策課の高津稔係長は「タイトルを見てもかなりインパクトの強い作品に仕上がった。動画をさまざまな場面で有効に活用したい」と意気込む。動画は町ホームページからもリンクしており、インターネット上では「辰野探検隊」で検索できる。
写真は、「スガレ追い」を題材にしたインパクト満点の動画