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「謎の地図」手に周遊を 「諏訪の国」観光ルートを提案
2017年11月16日 諏訪地域の魅力を「謎」に置き換えて発信する観光キャンペーン「謎の国、諏訪の国」を展開する諏訪地方観光連盟は、同地域に点在する多彩な観光素材を、恋愛やシルク、縄文、御柱祭などのテーマで結び付け、新たな周遊コースをつくった。各コースを記したマップ「謎の地図」には、諏訪エリア観光特使で諏訪市出身のお笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さんを起用し、都心のアンテナショップ「銀座NAGANO」などに配布。さまざまな「謎」に出合える、諏訪ならではの周遊を提案している。
周遊のコースは全9ルート。観光連盟が昨年度作った「謎の国」のキャンペーン用写真から着想を得て、湖周の美術館などを巡る「湖畔の異文化館」や、美しい自然を堪能できる「神秘の森歩き」などに加え、高原での天体観測を楽しむ「天空の名峰」や、パワースポットや恋人たちの夜景スポットに着目した「恋結び巡礼ルート」を設定した。マップには、「謎の国」の案内人役の藤森さんを起用。ユニークな写真とキャッチコピーで、諏訪で体験できる非日常をPRしている。
今月上旬に都内で開いたイベントで藤森さんは、恋に悩む芸人仲間に「恋結び巡礼ルート」を勧め、「ここに行けば年内に恋人ができます、結婚できます」とPR。「伝え切れていない良さがまだまだあり、行ってもらうのが一番。ぜひ訪れてみて」と呼び掛けた。
マップは約5万部作り、6市町村の観光課窓口や観光施設にも配布した。観光連盟の担当者は「6市町村それぞれの魅力をテーマでつなぎ、可視化するルート。外への発信はもちろん、地域の観光資源を改めて知ってもらい、『謎の国、諏訪の国』の浸透につなげたい」と話している。
(写真は、観光連盟が提案する周遊ルートのマップ「謎の地図」)