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更なる飛躍へ 二葉高創立110周年記念式典

2017年10月15日

ネット用二葉110周年式典
 諏訪二葉高校創立110周年記念式典が14日、岡谷市カノラホールで開かれた。生徒や同窓会員、保護者など約1200人が出席。節目を祝い、更なる飛躍を誓った。
 同窓会、後援会、PTA、学校で組織する記念事業実行委員会主催。ことしは県立移管100年、初代校長岩垂今朝吉の没後100年の節目も重なった。
 竹花光子実行委員長は「今後とも更なる年輪を刻み、社会に貢献できる有為な人材が育っていくことを願ってやまない」。小池良彦校長は「生徒の皆さんには新しい社会を自ら創造する力を身に付けてほしい。諏訪の地に新しい学びの翼、羽ばたくことを祈念する」と述べた。
 山崎未唯花生徒会長は「生徒一人一人が二葉生であることに誇りを持ち、新たな二葉の歴史、文化を築き上げていくことを誓う」と決意。生徒の指揮とピアノ伴奏により出席者全員で校歌を歌い、思いを共有した。
 式典後は、狂言方和泉流、能楽師の井上松次郎さんが「狂言ってなんぞや!?」の題で講演。実演、解説のほか、代表の生徒10人が、狂言独特の「ゆっくり、はっきり、大きなイントネーション」のせりふの言い方にも挑戦した。
 式典出席の同窓会員らには、110周年記念誌「伸びゆかむ」と別冊「岩垂今朝吉先生を偲(しの)ぶ」を配布。記念事業は第10回記念ロビーコンサートなど5項目を企画し、式典の開催で全事業を完了した。
 (写真は、校歌斉唱で思いを一つにする出席者)