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ロボコン IN 信州で11校が技競う
2017年9月3日 県内工業高校生のロボットコンテスト「ROBOCON IN 信州2017」は2日、下諏訪体育館で開いた。地元の岡谷工業高校など11校が計75台を用意して日ごろの成果を披露、部門ごと機能を競い合った。
県工業高等学校長会と実行委員会が主催し今回で25回目。▽キャリーロボット▽インテリジェントカー▽相撲▽マイコンカーラリーの4部門を用意した。選手たちはそれぞれ自信作を事前に準備して出場した。
キャリーロボットは、機械を操作してペットボトルをつかみ、アンテナ状のポールへ引っかけた数などを争う競技。10月21(土)22(日)両日に秋田県で開く全国大会の予選を兼ねて実施した。
同部門には8校12台がエントリー。ガイド役の仲間の声を頼りに巧みに操って次々に引っかける選手もいた。規定時間いっぱいまで動かし、得点を重ねた。
岡工は4月から構想を練り、準備してきた。電気部の赤羽勇飛さん(18)は「緊張するけど、みんなでやってきた。秋田大会の出場を目指して頑張りたい」と意気込んでいた。
生徒たちの創造する力や自発的な学習態度を育成しよう、と毎年開いている。実行委員長の羽毛田哲朗岡工校長は「友人同士で学び合い、技術を身に付けることが大切。この大会が、そういう意識付けの場所になれば」と話していた。
(写真は機械を操りペットボトルを引っかけようとする選手)