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独創の造形美花開き 諏訪湖で新作花火
2017年9月3日 第35回全国新作花火競技大会(実行委員会主催)が2日夜、諏訪市の諏訪湖畔で開かれた。花火師の技術と芸術性を競う25の競技花火、スターマインも含め、例年同規模の約1万8000発が打ち上げられ、花火シーズンを華やかに締めくくった。
花火技術の継承と発展に寄与したいとの趣旨で始まった大会。全国から花火師が集い、「経済産業大臣賞」などの各賞を競って斬新な発想の花火を披露しており、盆の湖上花火大会とは違った雰囲気を演出している。
大会が始まる頃には、約30万人の大観衆が湖周を埋めた。大会長の金子ゆかり市長はあいさつで「若手花火師の皆さんが、光と音と輝きの芸術を諏訪湖の上空に描いてくれると思う」と期待。華やかなスターマインで開幕した。
競技花火は、花火師がコメントと音楽と共に10号2玉、3号10玉を披露。「胸がドキドキ飛び出しハート」「諏訪湖に舞い降りた天使」などの名前が付いた独創的な花火に、大きな拍手が送られた。
(写真は諏訪湖畔を埋めた観衆を魅了した新作花火。全国から集まった花火師が腕を競った)