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無病息災願う伝統行事さんげさんげ
2017年7月16日
諏訪市南澤町の阿夫利(あふり)神社例祭に合わせ、角間川支流の水を子どもたちが神太刀ですくって掛ける「さんげさんげ」が15日、南澤公民館下のせぎで行われた=写真。
「雨降り社」とも呼ばれた同神社例祭の宵祭りに行う、江戸時代末期から伝わる伝統行事。園児や児童約20人が集まり、大小2本の木製の神太刀を交代でせぎに入れ、沿道の友達や家族に水しぶきを浴びせた。
子どもたちは、地元の区長(70)が唱える「さーんげ、さんげ 六根罪障」のはらいの詞(ことば)に合わせ、無我夢中で水をすくった。しぶきを浴びた小学生男子(11)は「大量に水を掛けられて気持ちいい」と話していた。