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箕輪中生徒 仲間と共に「祭り」盛り上げ役に
2017年7月14日
29日(土)に開かれる第29回「みのわ祭り」。メイン会場が松島仲町周辺に移り一層のにぎわいが期待される中、ことしは箕輪中学校から多くの生徒が「盛り上げる側」として参加する。部活動、クラス、仲間と共に—。熱い夏に向け、準備や練習が進んでいる。
例年、町内の小学校が踊りに出ることはあったが、中学生の参画は少なかった。今回は実行委員らの声掛けもあり、オープニングを飾る吹奏楽部のほか、ステージイベントに生徒会役員と2年生の応援団、出店には3年6組が学級参加する。これだけの人数が関わるのは初めてという。
3年6組は、ふるさと学習「箕輪学」の一環。地域のためにできることを考える中で、祭りを通じた地域活性に行き着き、検討材料として運営側を経験しようと出店を決めた。当日は、タピオカドリンクを販売する。
2年生の男子生徒2人は、祭りに合わせてフォークデュオ「Moss(モス)」を結成。当日、来場者から歌詞や詞の一節を募集し、「ぼくらの街」をテーマにした曲を即興で作るプロジェクトに挑戦する。
共に合唱部で、親の影響でギターに親しむ2人。当初はステージイベントで日頃の成果を披露するつもりでいたが、中学生の参画を狙って企画を考えていた実行委員の提案で、プロジェクトの参加に至った。午後8時ころの出番までに曲を完成させ、メインステージ上で披露する予定だ。
2人とも作曲は初挑戦。「『普通の曲だけど、実は箕輪のことを歌っている』ようなイメージで作りたい」「みんなに覚えてもらえるよう、分かりやすい曲になれば」と意気込んでいる。
歌詞や詞の一節は、当日メインステージ付近で募るほか、短文投稿サイト「ツイッター」でも募集している。箕輪に関する内容で考え、「#ぼくらの街歌」「#みのわ祭り」のハッシュタグを付けて投稿する。
(写真は、オリジナルソング作りに挑戦する「Moss(モス)」の2人)