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昭和初期のひな人形 二葉祭で展示

2017年7月1日

170630二葉ひな人形HP

 昭和初期から諏訪二葉高校に受け継がれている伝統のひな人形が、文化祭一般公開のきょう1、2(日)両日午前10時から午後3時まで、同校2階会議室に展示される。2日午後1時からは、当時の教員が作詞作曲したオリジナルの歌「ひなまつり」を音楽部生徒が合唱する。
 同校では1936年、6代目校長の岩本義恭さんが情操教育の試みで校内ひな祭りを初開催。7段飾りのひな人形は、職員のカンパを資金に岩本校長が東京で購入したという。
 戦後の52年ころには生徒たちがバレエや日本舞踊、琴の演奏などの一芸を披露して華やかに開催。その後クラス単位の演劇コンクールになり、男女共学2年目の89年に幕を閉じた。
 人形は長年倉庫に眠っていたが、約10年前に同窓会が文化祭での展示を開始。ことしは初代校長、岩垂今朝吉さんの100年忌の展示や諏訪高等女学校時代の写真も飾る。同会は「ことしは母校創立110周年の節目。伝統のひな人形をぜひ見に来てほしい」と話している.
(写真は、ひな人形を飾り付ける同窓会役員)