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御朱印人気 諏訪大社でも 「四社まいり」の機会に

2017年6月30日

諏訪大社四社まいり170621
 全国的な御朱印ブームが後押しし、諏訪大社でも人気を集めている。「御朱印女子」だけでなく、若年層や家族連れなど比較的少ない参拝者層も増え、大社では「多くの方に足を運んでもらい、神社に興味を持っていただける良い機会になっている」と話している。
 御朱印は上社前宮、本宮、下社春宮、秋宮の各社務所で、神職が墨書し授けている。近年は「四社まいり」と題し、4社で御朱印を受けた人を対象に、記念品を渡している。
 記念品は神徳の印として、そば粉のらくがんと、特製のしおりを用意。この試みもあり、以前まで参拝者が少なかった前宮や春宮へ誘導する切っ掛けもなっており、境内や社殿などそれぞれの特徴に触れながら、4社全てを巡る人も多い。
 下諏訪町内の女性(27)は「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で知り、ことし4社を回った。下社には初詣などで行くけれど、上社は普段行かない。いい機会になった」と話していた。
 初穂料は、1社500円。諏訪大社の朱印帳(1000円、2000円)も授与している。

(写真は上社前宮、本宮、下社春宮、秋宮の4社巡りのリーフレット)