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岡谷防災ネットワーク発足へ 災害時助け合える地域社会に 仲間募る
2025年4月4日
岡谷市民有志を中心に、地域の防災力強化を目指す団体「岡谷防災ネットワーク」が12日(土)に発足する。全国で災害が頻発化、激甚化し、住民同士の助け合いの重要性が再認識される中、日頃からの顔の見える関係づくりや関係機関・団体との情報交換、合同訓練などを通じ、万一の際には共に助け合い、行動できる地域社会を目指す。会員には各種有資格者や、興味がある地域住民を想定しており、同団体では「あなたの勇気が未来を変える」として仲間を募っている。
発起人は防災士で、保険会社に勤務する林美和さん。仕事柄ハザードマップを見る機会が多く、顧客と災害発生時の避難場所などを話すうちに防災意識が高まり、一時は周囲に声をかけて炊き出しチームを結成しようとしたものの断念。それでも、能登半島地震で被災した石川県珠洲市でボランティアに励むなど、できることをしてきた。
その中で、犠牲者の半数は避難生活のストレスなどが原因で亡くなる「災害関連死」と知ったことから、関連死を少しでも減らし、自治体の枠を超えた協力関係を築いて課題や取り組みを共有して防災力を強化しようと、ネットワークの設立を構想。仲間や周囲へ声をかけ、その仲間から更に輪が広がって9人が集まった。
ボランティアや社会貢献活動に興味があり、小学生以上であれば誰でも参加でき、入会を随時受け付ける。年会費2000円(大学生までは無料)。防災士向けのフォローアップ講座や会員向けの防災セミナー、市民や学校向けの防災講座や体験会などの活動を予定。
12日は午後1時からイルフプラザカルチャーセンターで設立総会を開き、事業計画、予算などを決める。林さんは「楽しく学んで地域を守りたいと思っている方は、まずお電話をいただければ」と話す。
申し込み、問い合わせは同団体の丸山さん(電090・7188・3737)へ。
(写真は、登録を呼びかけるメンバー)