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独自の感性で風景美再現  23日まで「写遊四季」が写真展

2025年3月20日


 セイコーエプソン社友会(OB会)の写真同好会「写遊四季」(松村麟一会長)の第19回写真展が、19日から茅野市民館市民ギャラリーで始まった。60歳代から最高齢は94歳の会員まで、16人が2点ずつ計32点を展示。美しい風景写真を中心に、見応えのある作品が並んでいる。23日(日)まで。
 同好会には25人が参加。月1回の例会では会員が持ち寄ったプリントやプロジェクターで映した写真を合評して腕を磨いている。以前は四季ごとに年4回、最近は猛暑を避けて春秋の2回、1泊や日帰りの撮影旅行も行っている。
 展示作品は一部を除きA3ノビにプリントして額装。諏訪地方や塩尻、佐久など県内、群馬や新潟など県外で撮影した作品が並ぶ。デジタルならではのレタッチやプリント技術を生かした絵画的な作品や、木の幹に満月が挟まれた構図のユニークな作品もあり、見る人の注目を集めている。
 全日本写真連盟会員で同会の金子亨副会長(塩尻市)は、「スマホで気軽に写真が撮れる時代だが、カメラで構図やタイミングを考えて撮影し、プリントから額装まで行う写真の魅力も感じてもらえれば」と話している。
 午前10時〜午後5時。入場無料。
(写真は、会員の力作が並ぶ会場)