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蛍、たくさん舞って 辰野西小6年餌のカワニナ放流
2025年3月11日
辰野西小学校6年知組の8人が10日、ほたる童謡公園の水路に蛍の餌となるカワニナを放流した。町の環境について考える総合的な学習の一環。学校で育ててきた約30匹を放って蛍が育ちやすい環境に近づけ、今夏の乱舞に期待を寄せた。
蛍の数が減っているということを知ったのが切っかけ。カワニナは昨夏に学校近くの用水路で捕まえ、餌となるホオノキの葉を与えて育てた。夏は氷を水槽に入れ、冬は新聞紙やヒーターで温めるなどして水温管理にもこだわり、大きくした。
放流は下辰野側の水路で行い、児童たちはバケツに入れた体長1㌢ほどのカワニナを手に取って流した。町産業振興課観光係で蛍やカワニナの生態調査などをする「ホタルラボ」の男性も同行。男性が育てた蛍の幼虫も一緒に流した。
児童たちは「カワニナをたくさん食べて、ことしはたくさんの蛍が見られるようになれば」とし、「水槽の温度管理が難しかった。これからも町のシンボルを守っていきたい」などと話した。
男性は蛍が卵から成虫まで成長する過程を説明し、関心を寄せる機会をつくった。「町の風物詩でもある蛍を大切にする思いを持ってくれたら。今後、蛍を守る存在になってほしい」と願っていた。
(写真は、カワニナを水路に放流する児童たち)