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連壮78年の歴史に幕 構成団体減少受けて決断
2025年3月10日
岡谷市連合壮年会は、7日夜にイルフプラザカルチャーセンターで開いた評議員総会をもって78年間の歴史に幕を降ろした。退会が続く中、この先2年間で現在の9地区単位壮年会(単壮)から6単壮に減る見込みとなったため決断。席上では、繰越金に特別会計予算の残金を合わせた46万7070円を市に寄付するとともに、各地区の壮年会は地域の中枢として引き続き発展していくよう願った。
連合壮年会は戦後間もなくの1947(昭和22)年、親睦と協調、力を結集して郷土の発展に寄与することなどを目的に発足。この間、時代に即した課題や市民要望を的確に捉え、行政側に提案・要望してきたほか、市連合婦人会、市高齢者クラブ連合会と共に行う市長、市議との懇談会、諏訪湖清掃、マレットゴルフ大会などの事業を実施してきた。
一方で時代の変遷とともに構成団体や会員の減少、高齢化、生活環境の多様化などに伴う組織運営の課題にも直面。昨年、各単壮にアンケートをしたところ更なる構成団体の減少が見込まれ、この結果を受けて12月に臨時の評議委員会を開いて「解散やむなし」との結論に至ったという。
最後の総会には人余りが出席。事業、会計報告、残金を同センターの運営に役立ててもらうために寄付することを承認した。寄付を受けた早出一真市長は「皆さんの意に沿う形で使わせていただく」と感謝した。
髙橋章会長(69)=加茂町=は「先人が築かれたものに幕引きをするというのは、重い決断でつらい部分もあった」と振り返り、「誰かが責任を取らなければならず、それを後回しにはできない。各単壮には、引き続き地域で活躍してもらいたい」と期待した。
(写真は、最後の総会で78年の歴史に幕を下ろした)