NEWS

空き屋の利活用へ 市が古民家再生協会と協定

2025年3月4日


 諏訪市は3日、一般社団法人全国古民家再生協会県連合会(松本市)と「空き家及び古民家等の活用に関する連携協定書」の調印を市役所で交わした。協定締結は安曇野市に次いで2例目。市内の空き家と古民家、古材の利活用推進を連携して取り組み、地域の生活環境の保全や持続可能なまちづくりを目指していく。
 地域の建設業などでつくる全国組織の同協会。連携項目は、自治会や小中学校への出前講座、古民家のリフォーム・耐震改修への助言、古民家でのワークショップ開催、古材の利活用提案やリユースによる二酸化炭素削減の見える化。
 調印式で県連合会の益田貢隆会長は「官民連携の力で、互いのノウハウをかけ合わせて未来の子どもたちが笑って過ごせる社会を築きたい」とあいさつ。金子ゆかり市長は「古民家は市独自の取り組みはないが、文化的や技術的な価値がある。有効活用への指南を頂き、大切な財産をつなげたい」と述べた。
 市内の空き家数は2023年度調査で5270戸。空き家率は19・8%で、5年前の前回調査より2・5ポイント減少した。昨年7月に県連と調印した安曇野市は講習会や相談会を開き、活用の調整をしているという。
 (写真は、調印書を交わす益田県連会長㊧と金子市長)