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慶応大ゼミ考案カードゲーム販売 「岡谷シルク」歴史楽しく学ぶツールに

2025年2月13日


 岡谷市に研究室を置く慶応義塾大学経済学部のゼミ「藤田康範研究会」が作った「シルクおかやカードゲーム」が市内で販売されている。ポーカーに近い遊び方で、楽しみながら製糸業で栄えた街の歴史などを学べる。市は「初のご当地カードゲーム」と商品化を歓迎し、「岡谷シルク」のブランド発信を加速させるツールとして期待を寄せる。
 同研究会は2016年度以降、諏訪地域の魅力を若者に広める手法を学生目線で研究している。23年には、中央町の旧山一林組製糸事務所内に研究室を開設。製糸産業で栄えた岡谷を「産業革命の発祥の地」と位置付け、新たなPR方法としてカードゲームを考案した。
 カードは「なぜ、シルク岡谷は世界一になったのか?」が副題で、産業革命を支えた繊維産業に着目した。材料の「繭」と「綿花」、生産の「生糸」と「綿糸」に、輸出先の市場の状態を表す「時代」の計5種類56枚。複数人で5枚の手札を交換しながら、種類をそろえて得点を競う。
 200セットを作り、このうち100セットを岡谷蚕糸博物館と、笠原書店岡谷本店(塚間町)で販売。価格は初版限定で税込み1320円。遊び方を紹介するチラシやパネルも置いている。
 市ブランド推進室は「カードゲームを通じて子どもや大人が岡谷のシルクの歴史、文化に興味を持ってもらえれば。市外の人にもお土産として手に取ってほしい」としている。
 問い合わせは同室(電0266・23・3489)へ。
 (写真は、カードを販売している岡谷蚕糸博物館のミュージアムショップ)