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天然の氷で今季初滑り 下諏訪町秋宮スケートリンクが開場
2025年1月9日
諏訪大社下社秋宮近くにある下諏訪町の「ふれあい広場秋宮スケートリンク」が8日、オープンした。雨の影響で一部の氷が薄くなり、全面滑走はできないが、厚い所で9.5センチと順調。関係者は「昨年に比べればいい状況。今週の寒さに期待したい」と話している。
オープンに先立ち、開場式が駐車場で開かれた。宮坂徹町長は秋宮リンクが整備されるまでの歴史を振り返り、「116年という長い歴史を持ち、天然リンクとして続けられていることを誇りに思う。限られた日数だが、大いに楽しんでほしい」とあいさつした。
町内2小学校の代表児童2人が抱負を発表。下諏訪南小4年の小口誠也さん(9)は「スピードスケートは初めてだけれど、転ばないよう頑張りたい」と意気込み、下諏訪北小3年の角田花音さん(8)は「みんなで楽しく、けがなく安全に滑りたい」と話した。
式終了後は氷の上に乗り、今季の初滑りを楽しんだ。今後も管理を担う岡谷下諏訪シルバー人材センター会員が、水をまいて表面を整えるなどの整備を続けるという。
一般開放は、2月11日(火=祝日)までの毎日午前8時〜11時半。入場、スケート靴の貸し出し無料。滑走の可否はリンクに掲げられる赤旗で確認する。19日(日)には、氷上祭を予定している。(写真は、秋宮リンクで今季初滑りを楽しむ児童)